ローマングラス 洋梨形ウンゲンタリウム

SOLD OUT

古美術うまのほね

1-6世紀頃・古代ローマ周域・吹きガラス・全長12.0cm
今回、涼を感じる小品を出品いたします。

広くローマンガラスと呼ばれる古代ガラスの中の、ウンゲンタリウムと呼ばれる種類のものになります。洋梨形の器形は紀元前後の頃から発生したようです。

一般的な用途としては、香油、軟膏、コール、蜂蜜、お香などの容器として。他に前2 世紀以降には、副葬品としての用途のものも現れますが、本品はその大きさから前述の一般的な目的のものと思われます。

器形の(洋梨形=Piriform / pear shaped)は、ローマ時代(紀元前1 世紀後半に現れる)に主流の器形であり球根形とも呼ばれます。

この種のガラスは色や銀・金化の度合いにより稀少性が分けられますが、本品はクリアーに近く淡いブルーをおびています。銀・金化は見られません。
茶色く見える箇所はガラス内部に残存、固着した土です。

状態は良好で、口縁部の歪みに僅かな古い時代の欠損が見られますが、気になるものではないかと思います。

くびれに金属や紐をかけ、壁掛けの花入へ転じたりと様々な愉しみ方があるかと思います。ささやかなものですが、長く楽しめる小品かと思います。

気になることがございましたらお気軽に問合せよりお尋ねください。

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