石川啄木 『一握の砂』初版本
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明治43年 東雲堂刊行
稀代の天才歌人石川啄木の処女短歌集『一握の砂』の初版本です(20歳の時に出版したのは処女詩集「あこがれ」なので)。明治43年東雲堂刊行です。第二歌集『悲しき玩具』は没後の刊行となり、生前唯一の歌集です。収録された著名な歌は下記の通りです。何冊も見ていますが背に破損あるものが多いですが、こちらは良い状態です。
・東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる
・頬につたふなみだのごはず一握の砂を示しし人を忘れず
・ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな
・たはむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず
・こころよく我にはたらく仕事あれそれを仕遂げて死なむと思ふ
・ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく
・かにかくに渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川
・友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ
・不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心
状態は経年のヤケや汚れ、擦れ傷、見返しに書き込み、折れ皺1か所、カバー欠、背の題簽欠などありますが内部の状態は良く、読むには問題ありません。
・東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる
・頬につたふなみだのごはず一握の砂を示しし人を忘れず
・ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな
・たはむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず
・こころよく我にはたらく仕事あれそれを仕遂げて死なむと思ふ
・ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく
・かにかくに渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川
・友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ
・不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心
状態は経年のヤケや汚れ、擦れ傷、見返しに書き込み、折れ皺1か所、カバー欠、背の題簽欠などありますが内部の状態は良く、読むには問題ありません。