デルフト魚絵鉢(MIHOミュージアム特別展出品・図録所載/18世紀・古渡り)
¥330,000(税込・送料込)
鉢径(把手含まず):約20.5センチ/高さ:約18.3センチ
ミホ・ミュージアムの特別展「江戸の異国万華鏡(更紗・びいどろ・阿蘭陀)」に
出品され図録に載る現品です。
江戸時代の箱には「紅毛焼片口」「宝暦八(1758年)云々」の墨書きがあります。
18世紀にデルフトで焼かれ、オランダ商館を通じて請来された鉢でしょう。
これまでも様々なデルフトの色絵を見てきましたが、ここまで稚拙な魚絵は初見です。
陶工が子供に描かせた魚と花文でしょう。微笑ましさの極みです。
日本の茶人や数寄者からの特別な注文であった可能性もあります。
釉切れ(釉ムラ)はありますが(釉切れも古染付の虫食いを意図したものかも知れません)、
釉肌は落ち着いた良いツヤで、疵も高台の欠け補修程度です。
このまま飾られても、果物入れや、茶席等の菓子鉢とされても楽しいでしょう。
どうか、よろしくお願いいたします。所載の図録もお付けします。
出品され図録に載る現品です。
江戸時代の箱には「紅毛焼片口」「宝暦八(1758年)云々」の墨書きがあります。
18世紀にデルフトで焼かれ、オランダ商館を通じて請来された鉢でしょう。
これまでも様々なデルフトの色絵を見てきましたが、ここまで稚拙な魚絵は初見です。
陶工が子供に描かせた魚と花文でしょう。微笑ましさの極みです。
日本の茶人や数寄者からの特別な注文であった可能性もあります。
釉切れ(釉ムラ)はありますが(釉切れも古染付の虫食いを意図したものかも知れません)、
釉肌は落ち着いた良いツヤで、疵も高台の欠け補修程度です。
このまま飾られても、果物入れや、茶席等の菓子鉢とされても楽しいでしょう。
どうか、よろしくお願いいたします。所載の図録もお付けします。